フロントガラスの掃除方法|
内側・外側の拭き方とおすすめクリーナー
Introduction
ムラなく仕上げる、ガラス掃除のやり方
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車のフロントガラス・窓ガラスは、運転中の安全性や視界のクリアさを保つうえで最も重要なパーツのひとつです。しかし、走行中につく虫汚れやワイパー跡、内側の飛沫やタバコのヤニなど、気づかないうちに汚れが蓄積しやすく、放置すると水垢や油膜となって視界不良や夜間のギラつきの原因になります。
本記事では、フロントガラスの掃除方法を内側・外側に分けて解説し、汚れの落とし方や拭き方のコツ、効果的なクリーナーの紹介まで、プロが実践するノウハウをまとめました。
実際の作業手順を写真付きでわかりやすく解説するので、初心者の方でも安心して取り組めます。 ぜひ参考にしてクリアな視界を取り戻してください。
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Table of contents
目次
- フロントガラスが汚れる原因とリスク
- フロントガラス掃除に必要な道具
- 掃除の前に知っておきたい注意点
- 【外側】フロントガラスの掃除方法と拭き方
- 【内側】フロントガラスの掃除方法と拭き方
- よくある質問(Q&A)
- まとめ
Introduction
フロントガラスが汚れる原因とリスク
はじめに
フロントガラスは内側・外側ともに汚れが蓄積しやすく、放置すると頑固な水垢や油膜になり、視界不良や夜間のギラつきにつながります。
ここでは、その代表的な原因とリスクを解説します。
内側に付着する汚れ
車内は密閉空間のため、呼吸や汗に含まれる水分、飛沫などが少しずつ窓ガラスに付着します。さらに、新車でも内装パーツの添加剤や溶剤が揮発し、ガラスの内側に油膜が残ることがあります。これらは日常では気づきにくいですが、少しずつ積み重なり、曇りや視界不良の原因になります。
外側に付着する汚れ
外側は走行中の砂埃や排気ガスの油分、雨水の不純物などが主な要因です。これらの汚れが進行するとやがて落としにくい油膜やウロコ汚れへ変化します。ボディに比べて窓ガラスはお手入れが後回しにされやすく、放置すると雨天や夜間の安全性にも直結するリスクがあります。

フロントガラス掃除に必要な道具
フロントガラスをきれいに仕上げるには、専用の道具を使うことが大切です。専用のガラスクリーナーも重要ですが、一番大切なのは清潔なマイクロファイバークロスを複数枚用意することです。
内側・外側で使い分けたり、仕上げ用に乾いたクロスを準備しておくと、ムラなく透明感のある仕上がりになります。以下に、おすすめの製品をご紹介しますが、カー用品店で入手できるもので問題ありません。
道具一覧
- ガラスクリーナー
- マイクロファイバークロス(2〜3枚)
- その他(ヘラ、ニトリル手袋など)

ガラスクリーナー
フロントガラスはドライブの安全性に直結する重要な要素のため、専用に開発されたガラスクリーナーを使用することが欠かせません。
おすすめは、イギリスの GTECHNIQ社の G6 Perfect Glass(ガラスクリーナー) です。香料や安価な溶剤を一切使用せず、純粋にガラスクリーニング性能だけを追求した製品です。
拭き跡が残らず、透明感のある仕上がりを実現できます。さらにガラス面に静電気を帯びにくくする効果があり、埃やチリの再付着を防ぐため、きれいな状態を長く保てるのも大きな特徴です。窓ガラスの内側と外側どちらにも使用でき、日常的なケアに最適です。
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また、撥水効果を備えたガラスクリーナーもおすすめです。雨天時の視界確保やメンテナンス性の向上に役立ちますので、使用シーンに合わせて選ぶと良いでしょう。
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その他
✔︎ ニトリルグローブ
ガラスクリーナーの成分や汚れから手を守れるだけでなく、フィット感があるので作業性を損ないません。さらに、窓ガラスの掃除中に素手で触ってしまっても指紋がつかないため、せっかくきれいに仕上げたガラスを台無しにする心配も防げます。
✔︎ ヘラ(必要に応じて)
フロントガラスの内側を拭くとき、車種によっては奥の先端部分に手が届かないことがあります。そんなときはヘラにクロスを巻き付けることで、手の届かない部分までしっかり拭き取りが可能です。ムラや拭き残し防止に役立つ便利アイテムです。
Caution
掃除の前に知っておきたい注意点
マット塗装お手入れ時の注意点
✔︎ クロスは複数枚用意する
1枚のクロスだけで作業すると、徐々にクリーナーで湿ってしまいます。仕上げの段階でクロスが濡れていると、いつまで経っても拭きムラが残ってしまう原因に。そのため、必ず乾いたクロスをもう一枚用意し、仕上げに使い分けましょう。
✔︎ 直射日光の下では作業しない
ガラスが熱を持った状態で作業すると、クリーナーがすぐ乾いて拭き跡やムラにつながります。日陰や気温が落ち着いた時間帯に行うのがおすすめです。
How to clean outside of Glass
【外側】フロントガラスの掃除方法
1. ガラスクリーナーをスプレーする
ガラス掃除と一緒に洗車をする場合は、先に洗車をして水分をしっかりと拭き取りましょう。
フロントガラス全体に、汚れがスムーズに拭き取れる程度の量をガラスクリーナーをスプレーします。窓ガラスの外側は、直接ガラスに吹きかけても、クロスにスプレーしてから拭いてもどちらでも問題ありません。
風が強い日や液だれが気になるときは、クロスにスプレーしてから拭く方法がおすすめです。


2. 拭きムラを減らす、正しいクロスの折り方
クロスはそのまま使うと拭き取り中にばらけやすく、均等に力も加わりにくいため、四つ折りにして使うのが基本です。
四つ折りにすることで持ちやすくなり、面を変えながら最大8面を使えるので、常に清潔な部分で拭き取ることができます。
また、持ち方のコツとして、親指の付け根あたりで折り目を軽く押さえると、作業中にクロスがばらけず安定します。
さらに、親指を少し浮かせて小指・薬指側で支えるイメージで拭くと、均一な圧がかかりスムーズに仕上げられます。
3. 汚れ落とし用のクロスで拭き取る
汚れ落とし用のマイクロファイバークロスで拭き取ります。
ポイントは、上下または左右の一定方向に動かすことです。クロスが汚れてきたら面を変えて、常にきれいな部分で拭くのが仕上がりを良くするコツです。
この段階では拭きムラなく仕上げる必要はなく、フロントガラスに付着した汚れを落とすことができれば十分です。


4. 仕上げ用の"乾いた"クロスで拭き上げる
仕上げには、乾いた清潔なマイクロファイバークロスを使用します。
仕上げ用のクロスには、ガラスクリーナーは使用せず、乾いた状態で仕上げ拭きをします。乾いたクロスで全体を軽くなぞるように拭くと、ガラス表面の水分や細かな拭き跡が取り除かれ、透明感のある仕上がりになります。
特に夜間のライト反射や日中のギラつきを防ぐため、この「乾拭き仕上げ」が非常に重要です。
How to clean inside of Glass
【内側】フロントガラスの掃除方法
1. 拭きムラを減らすクロスの折り方
内窓の掃除も外窓と同様に、クロスを四つ折りにして使うのが基本です。
持ちやすくなり、面を変えながら最大8面を使えるので、常に清潔な部分で拭き取ることができます。
親指の付け根あたりで折り目を軽く押さえると、作業中にクロスがばらけず安定します。
加えて、親指を少し浮かせて小指・薬指側で支えるイメージで拭くと、均一に圧がかかりスムーズに仕上げられます。


2. ガラスクリーナーをクロスにスプレーして、拭き取る
内側の掃除では、クリーナーを直接ガラスに吹きかけるのは避けましょう。
内装のパネルやダッシュボードにかかってシミになったり、隙間に垂れて拭き取りにくくなる原因になります。
必ずクロスに適量スプレーしてから拭き取るのが基本です。
3. 奥の届きにくい部分はヘラを使う
フロントガラスの内側は、角度がきつく手が奥まで届きにくい車種があります。
そのまま手で拭こうとすると無理な姿勢になり、拭き残しやムラの原因に。
そんなときは ヘラにクロスを巻き付けて使うのがおすすめです。
クロスを固定して差し込むように使えば、フロントガラスの隅や奥の部分までしっかり拭き取ることができます。


4. 仕上げ用の“乾いた”クロスで拭き上げる
内側は油分やヤニ汚れが残りやすく、そのままだと曇りやギラつきの原因になります。
仕上げには、乾いた清潔なマイクロファイバークロスを使いましょう。
クロスを軽くなぞるように動かし、ガラス表面に残った水分や拭き跡を取り除きます。
この「乾拭き仕上げ」を丁寧に行うことで、透明感が増し、夜間のライト反射や日中の視界不良を防ぐことができます。
FAQ
よくあるご質問
Conclusion
まとめ
フロントガラスは、運転中の安全性や快適性を大きく左右する非常に重要なパーツです。虫汚れやワイパー跡、油膜や曇りといった汚れを放置すると、視界不良や夜間のギラつきにつながり危険を伴います。本記事で紹介したように、ガラスクリーナーとマイクロファイバークロスを正しく使い分け、乾拭き仕上げまで丁寧に行うことが、ムラのない透明感を得るポイントです。また、定期的な掃除に加えて撥水クリーナーやガラスコーティングを併用すれば、雨天時の安全性やメンテナンス性もさらに高まります。ぜひ今回の手順を参考に、フロントガラスを常にクリアな状態に保ち、安全で快適なドライブを楽しんでください。
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