車のフロントガラス油膜取り 完全ガイド|
簡単な落とし方とおすすめ用品
Introduction
雨の日も安心!フロントガラスの油膜の落とし方と厳選アイテム
いつも「海外カーケア専門店 arinomama(ありのまま)」のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
雨天時に「ライトがギラついて前が見えない」「ワイパーをかけてもスッキリしない」…そんな悩みの原因は、フロントガラスに付着した油膜です。油膜を放置すると視界不良による事故リスクが高まるだけでなく、ワイパーの拭き取り性能が低下したり、窓ガラスコーティングの定着を妨げたりします。
本記事では、プロの現場経験にもとづき、フロントガラスの油膜の原因・正しい落とし方・おすすめアイテム・コーティングを長持ちさせるコツ を、実際の作業手順を画像付きでわかりやすく解説します。
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Table of contents
目次
- 油膜の原因と放置リスク
- 油膜取りに必要な道具
- 油膜取りの注意点
- 油膜取りの手順
- よくあるご質問(FAQ)
- まとめ
Introduction
油膜の原因と放置リスク
はじめに
フロントガラスに付着する油膜は、排気ガスや大気中の油分、雨水に混じった路面の汚れなどによって発生します。普段は気づきにくいものの、雨の日や夜間にはライトの光を乱反射させ、前方の視界を大きく妨げる原因となります。
油膜を放置すると、視界不良による事故リスクが高まるだけでなく、ワイパーを使ってもスッキリ拭き取れなくなります。さらに、窓ガラスコーティングを施工する際には定着不良を起こし、撥水効果を阻害する原因にもなります。また、フロントガラスに残った水道水や雨水が乾くことで発生する「ウロコ汚れ(水ジミ・ウォータースポット)」も、視界を悪化させる大きな要因です。油膜と性質は異なりますが、どちらも通常の洗車では落とすことができない頑固な汚れです。
今回ご紹介する方法では、油膜だけでなく頑固なウロコ汚れの除去も同時に落とすことができます。安全運転のため、そしてコーティングの性能を最大限に発揮させるためにも、ぜひ最後までご覧ください。

油膜取りに必要な道具
油膜やウロコ汚れを効果的に落とすためには、あらかじめ道具を揃えておくと安心です。
おすすめのアイテムを紹介しますが、カー用品店で手軽に入手できるものでも同じやり方で使えます。
道具一覧
- ガラス研磨用コンパウンド
- ガラス研磨ブロック
- ガラスクリーナー
- 窓ガラスコーティング剤
- その他

ガラス研磨用コンパウンド
油膜やウロコ汚れを除去するために欠かせないのが窓ガラス専用のコンパウンドです。
製品選びのポイントとして、研磨力が強すぎるものは素早く油膜を落とせる反面、ガラスに細かな傷をつけてしまい視界のギラつきにつながることがあるため、初心者の方には注意が必要です。
万が一ガラスに傷をつけてしまうと専門店でのリカバリーが必要になる場合もあり、思わぬ出費につながることもあります。その点、ADBL社のガラス研磨用コンパウンドは適度な研磨力で、油膜をしっかり落としながらガラスを傷つける心配がありません。扱いやすく、初めての方でも安心して使えるおすすめのアイテムです。
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ガラス研磨ブロック
窓ガラスの油膜やウロコ汚れを落とす際には、コンパウンドと一緒に使う研磨ブロックがあると仕上がりが安定します。無理なく適度な力で磨けるので、初心者でも扱いやすいアイテムです。
おすすめは ADBL Glass Cube(ガラス研磨ブロック)。フェルト生地を採用しており、均一な研磨力で油膜やウロコをしっかり除去できます。さらに、窓ガラスの角部分にもフィットする形状で、磨き残しを防ぎながら効率よく作業できます。ADBLのガラス用コンパウンドと併用することで、より確実に仕上げられるのもポイントです。
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ガラスクリーナー
油膜取りの前処理や仕上げに役立つのがガラスクリーナーです。作業前にガラスの汚れをしっかりと落としておきことで、キズの発生を抑えます。
おすすめは ADBL GLASS CLEANER ULTRA。一般的なガラスクリーナーとは設計が異なり、アルコール成分を極力抑え、代わりにコスメティックグレードの非毒性溶剤を採用しています。その結果、人体への安全性を確保しながら高い脱脂性能を実現しました。
油膜取りの前後の仕上げはもちろん、内窓にも安心して使用できるので、日々のメンテナンス用として1本持っておくと非常に便利です。
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窓ガラスコーティング剤
油膜取りと窓ガラスコーティングは、必ずセットで施工するのが基本です。
油膜を落としたガラスは撥水性能がなくなっているため、そのままでは雨が降ると水がべったりと張りつき、かえって視界が悪化してしまいます。
おすすめは tershine(ターシャイン)のシートタイプ窓ガラスコーティング。シートで塗って拭き取るだけの簡単施工で、誰でも失敗なく仕上げられるのが特徴です。さらに最大1年の耐久性を誇るプロ仕様の撥水コーティングなので、油膜除去後に使えば雨の日でもクリアな視界をしっかり確保できます。
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その他
✔︎ マスキングテープ
ガラス用コンパウンドがボディや未塗装樹脂に付着すると、傷や跡の原因になることがあります。事前にマスキングテープで養生しておけば、安心して作業できます。
✔︎ マイクロファイバークロス
下地処理用、仕上げ用など、用途ごとに綺麗なクロスを複数枚用意しましょう。目安として5枚程度あると安心です。作業工程ごとにクロスを使い分けることで、仕上がりも安定します。
Caution
油膜取りの注意点
油膜取りの注意点
油膜取りを行う前に知っておくべき注意点について説明します。以下のポイントを守ることで、失敗せずに施工できます。
✔︎ 直射日光や高温時の施工を避ける
炎天下や走行直後などガラスが熱い状態で作業すると、コンパウンドやコーティング剤が急速に乾き、ムラや拭き跡の原因になります。涼しい時間帯や日陰で作業しましょう。
✔︎ 樹脂やモールは必ず養生する
コンパウンドが未塗装樹脂やゴムに付着すると白く跡が残ることがあります。事前にマスキングテープで保護しておけば安心です。
✔︎ 小さな範囲ごとに作業する
油膜取りは一度に広範囲を磨くと磨き残しやムラの原因になります。おすすめは、30cm × 30cm程度に区切り、確実に油膜が落ちたら次のセクションへ進みましょう。その方が後でやり直す必要がなく、結果的に全体を早く仕上げられるので効率的です。
油膜取りの手順
1. ガラスクリーナーで汚れを落とす
ガラスに付着した砂埃や汚れを、ガラスクリーナーを使って拭き取ります。この工程を省くと、油膜除去の際に汚れを巻き込んでガラスに細かい傷をつける原因となります。
ここでは後の工程でコンパウンドによる磨き作業を行うため、ムラなく仕上げる必要はありません。汚れをしっかり取り除ければ十分です。


2.マスキングで養生する
未塗装樹脂やゴムモールは、コンパウンドが付着すると白く跡が残ってしまいます。特に フロントガラス下部のカウルトップ や 窓枠のゴム部分 は要注意です。
さらに、窓ガラスは塗装面よりも硬度が高いため、一般的にガラス用コンパウンドは研磨力が強く作られています。そのため、ガラスに隣接する塗装面にもマスキングをしておく方が安全です。
万が一、塗装面をコンパウンドで擦ってしまうと、コーティングが落ちてしまう恐れがあります。
こうしたトラブルを防ぐためにも、作業前のマスキングは欠かさずに行いましょう。
3. 油膜をコンパウンドで磨く
軽く打ち水をしてから、ガラス専用コンパウンドを研磨ブロックに適量取り、ガラスを小さな範囲(30cm × 30cm程度)に分けて磨いていきます。
一度に広範囲を磨こうとすると磨き残しが出やすいため、必ず区切って作業しましょう。 磨くときは過度な力を入れず、均一な力で動かします。少量の水を加えながら磨くとコンパウンドの乾燥を防げて、効率よく油膜を落とせます。
仕上がりの確認は、水で濡らしたクロスで拭き取ってチェックします。
ガラス表面で水が弾かないようになれば、油膜がしっかり除去できたサインです。


4. ガラスクリーナーで仕上げ拭きする
コンパウンドで油膜を除去した後は、ガラス表面に研磨成分が残っています。これをそのままにするとコーティング剤の定着不良の原因になるため、ガラスクリーナーでしっかり拭き上げましょう。
マイクロファイバークロスは2枚用意します。1枚目のクロスにガラスクリーナーをスプレーし、研磨成分を丁寧に拭き取ります。 その後、2枚目の乾いた綺麗なクロスで仕上げ拭きを行います。仕上げ用クロスに水分が残っていると拭きムラが出てしまうため、必ず乾拭きで仕上げるのがポイントです。
5. ガラスコーティングを施工する
ガラス表面に水分が残っていないことを確認したら、コーティング剤を素早く塗り込みます。
今回使用するコーティング剤は開封後すぐに成分が揮発するため、ムラや塗り漏れが出ないようスピーディーに作業するのがポイントです。
塗布後は約10分ほど置いてから、乾いたクロスでしっかり拭き上げれば施工完了です。


6. 12時間は水に濡れないように保管する
窓ガラスコーティングの施工後は、少なくとも12時間は水に触れないように注意しましょう。
施工後すぐに水に濡れてしまうと、コーティング剤の定着が阻害されてしまい本来のコーティングの性能を発揮することができません。
しっかりと下地処理をすることで、フロントガラスは約1年、サイドガラスは約2年間効果が持続します。
よくあるご質問
Conclusion
まとめ
窓ガラスの油膜は、放置すると雨天時の視界不良や夜間のギラつきにつながり、安全運転に大きく影響します。正しい手順で油膜を落とし、仕上げにガラスコーティングを施工することで、クリアな視界を長期間キープできます。特に今回紹介した「Magnify Glass Coating」は、素早く施工できながらも高い撥水性能を発揮し、フロントガラスなら最長1年の耐久性を実現します。日常のメンテナンスはガラスクリーナーで十分で、定期的に再施工すれば常に快適な視界を確保できます。少しの手間で、安全性と快適性が大きく向上しますので、ぜひ愛車のケアに取り入れてみてください。
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