水なし洗車の完全ガイド
リンスレス・無水・ウォーターレスの違いとおすすめ方法
Introduction
水なし洗車で手軽に愛車をきれいに
いつもarinomama(ありのまま)のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。水道設備がない駐車場やマンション、冬場の寒い日でも愛車をきれいに保てる「水なし洗車」。
近年では環境への配慮や時短の観点からも注目を集めています。
この記事では、リンスレス・無水・ウォーターレス洗車の違いや、必要な道具、正しい手順までを詳しく解説します。
水なし洗車は、正しい方法を知れば傷を防ぎながら効率よく仕上げられます。まずは基本を押さえ、ご自身でできる方法から挑戦してみましょう。
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Table of contents
目次
- 水なし洗車とは?
- リンスレス・無水・ウォーターレスの違い
- 水なし洗車に必要な道具
- 水なし洗車の注意点
- 水なし洗車の手順
- まとめ
Introduction
水なし洗車とは
はじめに
水なし洗車とは、その名の通り大量の水を使わずに車の汚れを落とす洗車方法です。通常の洗車ではホースや高圧洗浄機で数十リットル以上の水を使用しますが、水なし洗車では専用の洗浄液と最小限のツールだけで作業が可能です。
主な特徴は以下の通りです。
◼︎水道設備が不要:マンション駐車場やパーキングなど、水が使えない場所でも作業可能。
◼︎ 短時間で作業できる:すすぎ工程がないため、時間の節約になる。
◼︎環境にやさしい:使用する水の量が圧倒的に少なく、節水につながる。
正しい方法で実践すれば、洗車キズの発生を抑えながら、手間なく簡単に愛車をきれいにできます。特に、汚れが少なく、通常の洗車をするまでもないような場合に最適です。使用する水が少ないため、拭き上げ作業も圧倒的に楽になります。また、自宅で洗車をする際にシャンプーの排水処理に困る方にもおすすめです。

リンスレス・無水・ウォーターレスの違い

リンスレス・無水・ウォーターレスの違い
水なし洗車にはいくつかの種類があり、代表的なのが「リンスレス洗車」「無水洗車」「ウォーターレス洗車」です。それぞれの特徴と向いているシーンを理解することで、より安全かつ効果的に作業できます。
◼︎リンスレス洗車
洗車少量の水(バケツ1杯程度)に専用のリンスレスシャンプーを希釈し、スポンジで優しくなで洗いをしてから、そのままクロスで汚れを拭き取る方法です。液剤のすすぎは不要で短時間で仕上がります。完全に水を使わないわけではありませんが、通常洗車に比べて使用する水はごくわずか。水を使って砂や埃を流せる分、無水洗車よりも洗車キズの発生を抑えやすいのが特徴です。洗浄力と安全性のバランスに優れ、アメリカやヨーロッパで近年、人気を集めているエコ洗車法です。
◼︎無水洗車
水道水を一切使わず、専用の洗浄スプレーをボディに直接吹きかけて汚れを浮かせ、マイクロファイバークロスで拭き取る方法です。持ち運びが簡単で、外出先やイベント会場など水の確保が難しい場所でも施工可能。最も手軽に愛車をきれいにできる方法ですが、使用する水が少ない分、汚れがひどい場合には洗車キズの原因になる可能性があります。軽度の汚れや、突発的な虫汚れ・鳥フン汚れの除去に適しています。
◼︎ウォーターレス洗車
海外で一般的に使われる呼び方で、基本的には無水洗車と同じ意味です。製品によっては洗浄成分に加えてワックスやコーティング成分を含み、洗車と同時に艶出しや保護が可能なタイプもあります。それぞれの方法には特徴があるため、ボディの汚れ具合や施工環境に応じて使い分けることが大切です。
水なし洗車に必要な道具
水なし洗車を行うには、以下の道具が必要です。事前にそろえておくことで作業をスムーズに進められます。以下におすすめのアイテムをご紹介しますが、カー用品店で入手できる製品でも問題ありません。
▼リンスレス洗車の場合
- リンスレス洗剤
- スポンジ
- バケツ
- ドライングタオル
▼無水(ウォーターレス)洗車の場合
- ウォーターレス洗剤
- マイクロファイバークロス
リンスレス洗車で使用する道具

リンスレス洗剤
アメリカ発の元祖リンスレス洗車剤、Optimum No Rinse Wash(オプティマム)は汚れをカプセル化する最新ポリマー技術を採用し、世界で最も売れているリンスレス洗剤です。ウォーターレス洗車としても使用可能です。
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スポンジ
一般的なスポンジでも作業できますが、専用スポンジの使用がおすすめです。Big Red Spongeはクロスカット加工で汚れを回収し、洗車キズを最小限に抑えます。多孔質フォームで液剤をたっぷり保持でき、広範囲を効率的に洗浄可能です。
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その他
✔️ バケツ
10〜15L容量がおすすめ。
希釈液を作る際に使用します。
✔️ ドライングタオル
吸水性の高いマイクロファイバー製で、残った水分を素早く拭き取ります。
無水(ウォーターレス)洗車で使用する道具

ウォーターレス洗剤
ウォーターレス洗車は、ボディにたっぷりスプレーして汚れを浮かせることで、洗車キズを軽減できます。ただし原液タイプだと1〜2台分しか使えないため、コスパ面では希釈タイプがおすすめ。事前に希釈したボトルを車内に常備しておけば、気になったときにすぐ作業できて便利です。Optimumはボディはもちろん、ホイールや窓ガラス、さらには内装にも使える万能アイテムです。
その他
✔️ マイクロファイバークロス
綺麗なクロスを複数枚用意しましょう。汚れた面はすぐに新しい面や別のクロスに切り替えることで、洗車キズを防げます。
✔️ 空スプレーボトル
ウォーターレス洗剤を水で希釈するためのボトルです。
車内に常備しておくことで気になる時に手早く洗車をすることができます。

Caution
水なし洗車の注意点
コーティングメンテナンス時の注意点
水なし洗車を行う前に、以下のポイントに注意して作業を行いましょう。正しい方法を守ることで、洗車キズや仕上がりのムラを防げます。
✔︎ 直射日光や熱いボディは避ける
炎天下や走行直後など、ボディが高温の状態で施工すると液剤が急速に乾き、ムラやシミの原因になります。涼しい時間帯や日陰での作業が理想です。
✔︎クロスは常にきれいな面を使用
汚れた面で拭き続けると、砂やホコリが原因でキズが入ります。クロスはこまめに面を変え、複数枚を使い分けましょう。
✔︎施工はパネルごとに
一度に全体へ液剤をかけてしまうと、拭き上げの最中に乾いてムラになる原因になります。ドア1枚やボンネットなどパネル単位で区切り、「洗ってから拭き上げる」を繰り返すイメージで進めましょう。
リンスレス洗車の手順
1.希釈液を準備
バケツに水を約8L入れ、Optimum No Rinse Wash(リンスレス洗剤)を30ml加えてよく混ぜます。リンスレス洗剤は水で洗い流す必要がないため、洗剤残りの心配がありません。また、スポンジをバケツの洗浄液に浸して軽く揉むだけで付着した汚れを放出するよう設計されており、洗車キズの軽減にもつながります。


2.パネルごとに洗う
スポンジを洗浄液に浸したら、軽く絞ってから使用します。軽く絞ることで地面が水浸しになるのを防ぐほか、スポンジに“汚れを吸着できる余白”が生まれ、洗浄効率が上がります。ドア1枚やボンネットなど、パネル単位で優しくなでるように洗います。リンスレス専用スポンジはスリット入りで汚れをしっかり吸着し、厚みがあるため塗装への圧力も分散されます。砂や泥が多い部分は特に丁寧に行い、スポンジが汚れてきたらバケツの洗浄液でこまめにすすぎましょう。
3. 拭き上げ
洗ったパネルから順に、ドライングタオルで水分を素早く拭き取ります。残った水滴や液剤が乾くとムラの原因になるため、「洗ってから拭き上げる」を繰り返すことがポイントです。仕上げ時は必ずきれいなクロスでしっかり拭き取りましょう。

無水洗車(ウォーターレス)の手順
1.洗浄液を準備
Optimum No Rinse Washを使用します。
500mlの空ボトルに水を470ml入れ、No Rinse Washを30ml加えてよくかき混ぜます。車両サイズや汚れの程度にもよりますが、希釈した500mlの液剤でおおよそ2〜3台の洗車が可能です。
ウォーターレス洗車は、汚れ部分にたっぷりスプレーすることで洗車キズを軽減できます。そのため、原液タイプよりも濃縮タイプを希釈して使う方がコスパが良くおすすめです。


2.スプレーして、拭き上げ
車両にたっぷりスプレーし、マイクロファイバークロスで優しく汚れを回収します。
夏場や高温時は、一度に全体へスプレーせず、1パネルずつスプレーと拭き上げを繰り返すのがポイントです。
拭き上げはあら拭き用と完全ドライの仕上げ拭き用にクロスを分けると、ムラなく仕上がります。
よくあるご質問
Conclusion
まとめ
水なし洗車は、水道設備がない場所や短時間で愛車をきれいにしたいときに最適な洗車方法です。なかでもリンスレス洗車は少量の水で汚れを回収しながら施工できるため、洗浄力と安全性のバランスに優れています。一方、ウォーターレス洗車(無水洗車)は軽度の汚れや突発的な汚れ除去に便利で、手軽さが魅力です。特にOptimum No Rinse Washは、リンスレス・ウォーターレスの両方に対応できる万能洗浄剤として世界中で高く評価されています。コーティング施工車にも安心して使用でき、日常メンテナンスや艶の維持にも効果的です。正しい道具と手順を守れば、洗車キズを防ぎながら塗装面を美しく保てます。今回紹介した方法やポイントを参考に、環境にも愛車にもやさしい水なし洗車をぜひ取り入れてみてください。
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