車のフロアマットの洗い方|
家庭でできる正しい手順と乾燥のコツ
Introduction
フロアマット清掃で快適な車内空間を
いつも「海外カーケア専門店 arinomama(ありのまま)」のブログをご覧いただきありがとうございます。
車のフロアマットは、泥や砂、食べこぼし、雨水などによって毎日のように汚れが溜まる場所です。放置すると臭いやカビの原因になり、車内の快適性や見た目の清潔感を大きく損ねてしまいます。特に布製のフロアマットは乾きにくく、間違った洗い方をすると生乾き臭が残ってしまうこともあります。
この記事では、家庭でも実践できるフロアマットの基本的な洗浄方法から、乾燥のコツ、避けるべき失敗例までを、プロの視点を交えてわかりやすく解説します。
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Table of contents
目次
- フロアマットが汚れる原因と放置のリスク
- フロアマット清掃に必要な道具
- 洗浄時の注意点
- フロアマットの洗い方(布タイプ)
- フロアマットの洗い方(ゴムタイプ)
- よくある質問(Q&A)
- まとめ
Introduction
フロアマットが汚れる原因と放置のリスク
はじめに
車のフロアマットは、泥や砂、食べこぼし、雨水などで日常的に汚れが溜まりやすい部分です。特に靴底から入り込む砂や泥は繊維の奥に残りやすく、放置すると臭いやカビの原因となり、車内全体の快適性を大きく損ねてしまいます。
フロアマットには主にカーペットタイプとゴムタイプの2種類があり、乾燥に時間がかかりやすい布製マット、細かい溝に汚れが残りやすいゴム製マットと、それぞれに注意すべき点があります。
本記事では、このカーペットタイプとゴムタイプそれぞれの洗い方をわかりやすく解説します。
また、フロアマットをコインランドリーで洗いたいと考える方もいるかと思いますが、フロアマットは土足で使用されるため非常に汚れており、衛生面で他の利用者に迷惑をかける恐れがあります。
そのため今回は、家庭で安心して実践できる正しい洗浄方法を中心に紹介します。

必要な道具
フロアマットをしっかり清潔に保つには、用途に合った道具を揃えることが大切です。
ご家庭にあるクリーナーもご使用いただますが、車内専用に開発されたクリーナーを使うことで、効率良く汚れを落とすことができ、より綺麗に仕上がります。
カーペットタイプは掃除機とブラシで繊維の奥に入り込んだ砂やホコリをかき出すことが重要です。
ゴムタイプはシャワーで丸洗いできますが、溝に残った汚れはブラシでしっかり掻き出す必要があります。仕上げには吸水性の高いクロスで水分を拭き取り、風通しの良い場所でしっかり乾燥させましょう。
- インテリアクリーナー
- ブラシ
- その他
フロアマットの洗浄で使用する道具

インテリアクリーナー
車内は土足で使用することが多く、フロアマットには砂や泥、雨天時の水分が混ざり合った頑固な汚れが付着します。これらの有機汚れは中性洗剤よりも、アルカリ性のクリーナーを使用することでシミやしつこい汚れまでしっかり除去することができます。
フロアマットの清掃におすすめなのが、tershine(ターシャイン)インテリアクリーナーです。
カーペットタイプとゴムタイプの両方に対応し、さらにシート・天井・ダッシュボード・ドア内張りなど幅広い場所に使用可能です。また、汚れを落とすだけでなく消臭効果も備えているため、フロアマット特有の不快な臭いを防ぎ、清潔で快適な車内空間を維持できます。フロアマット清掃において、最もおすすめできる専用クリーナーのひとつです。
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その他
✔ 掃除機
フロアマット清掃では、最初に砂やホコリを吸い取るために使用します。ハンディタイプでも十分対応可能です。
✔ マイクロファイバークロス
汚れの拭き取りに使用します。フロアマットに使用したクロスは再利用できないため、新品でなくても構いません。
✔ ニトリルグローブ・マスク
海外の調査では、車内のフロアマットには便座以上の細菌が付着しているとの調査結果もあります。衛生面を考え、手袋とマスクを着用して作業することをおすすめします。
Caution
洗浄時の注意点
洗浄時の注意点
フロアマットは誤った方法で洗うと臭いやカビ、素材の劣化を招いてしまいます。
以下のポイントを押さえて作業することで、清潔さと快適性を長く維持することができます。
✔︎ 乾燥不足は生乾き臭の原因に
カーペットタイプのフロアマットを洗浄後に水分が残ったまま車内へ戻すと、生乾き臭やカビの原因になります。特に冬場は乾燥に時間がかかるため、必ず風通しの良い場所でしっかり乾かしてから使用しましょう。乾燥時間を考慮して、時間に余裕のある時に作業するのがおすすめです。
✔︎ 直射日光での長時間乾燥は避ける
洗濯物を干す時と同様に、カーペットタイプのフロアマットを直射日光下に放置すると、太陽光の力で除菌効果は得られますが、繊維が固くゴワついた質感になってしまいます。夏場は日陰や風通しの良い場所で自然乾燥させるのがおすすめです。
How to clean the floor mat - part ① -
フロアマットの洗い方(布タイプ)
1. フロアマットを取り外す
手袋とマスクを着用して、車内からフロアマットを外します。
取り外す際に砂やホコリが車内に落ちないよう、静かに持ち上げて外しましょう。


2. 掃除機で砂やホコリを吸い取る
布製フロアマットは、繊維の奥に砂やホコリが入り込みやすいため、掃除機でしっかり吸い取ります。
軽くマットを叩いて砂を浮かせてから、縦方向・横方向の両方に念入りにかけるのがポイントです。
この段階でできるだけ砂やホコリを除去しておくことで、後の洗浄がより効果的になります。
3. シャワーや高圧洗浄機で洗う
[濡らす場合のみ]
フロアマットをシャワーや高圧洗浄機で全体的に洗い流します。
※布タイプは完全に濡らすと乾燥に時間がかかるため、冬場や軽度な汚れの場合はこの工程を省き、次のブラッシング工程へ進んでも問題ありません。


4. クリーナーをスプレーしてブラッシング
フロアマット全体にインテリアクリーナーをスプレーします。
その後、ブラシを使って繊維を起こすように擦り、縦・横方向に丁寧にブラッシングしましょう。
繊維の奥に入り込んだ泥やシミを効果的に除去できます。
5. シャワーや高圧洗浄機で洗い流す
[濡らした場合]
ブラッシングで浮き上がった汚れやクリーナー成分を、シャワーや高圧洗浄機でしっかり洗い流します。
洗剤が残らないように、手袋をした手で撫でるようにしながら、水が透明になるまで丁寧にすすぐことが大切です。
※前の工程でマットを濡らしていない場合は、この工程は省略して構いません。


6. クロスで拭き取り
[濡らさない場合]
濡らさずにクリーナーとブラッシングを行った場合は、マイクロファイバークロスで汚れをクロスに移すようなイメージで擦ります。
クロスは3〜4回ほど折りたたみ、手のひらサイズにして使用すると圧がしっかり伝わり、効率よく汚れを落とすことができます。
7. 乾燥[濡らした場合]
乾燥の方法は季節によって使い分けるのがおすすめです。
✔️ 夏場は日陰干し
気温が高いため乾きやすく、風通しの良い日陰に干すだけで十分に乾燥します。直射日光下で長時間乾かすと繊維が固くゴワついてしまうため注意が必要です。
ただし直射日光には除菌効果もあるため、仕上げに短時間だけ日向に当てるのも有効です。
✔️ 冬場は日向干し
気温が低いと日陰では乾燥が進みにくく、湿気が残ってカビや臭いの原因になります。冬は日向に干して時間をかけ、しっかり乾かすことが大切です。
紫外線による除菌効果も期待できるため、多少繊維に硬さが出ても完全乾燥を優先しましょう。

How to clean the floor mat - part ② -
フロアマットの洗い方(ゴムタイプ)
1.フロアマットを取り外す
手袋とマスクを着用し、車内からフロアマットを外します。
ゴム製マットは砂や泥が溝に溜まっているため、持ち上げる際に車内へこぼさないよう注意してください。


2. シャワーや高圧洗浄機で丸洗い
ゴムタイプは水に強く、濡れてもすぐ乾くため、まずはシャワーや高圧洗浄機で全体をしっかり洗い流しましょう。
この事前の水洗いで砂や泥などの軽い汚れを落とせるだけでなく、濡れている方がクリーナーの泡立ちが良くなり、後のブラッシング作業がしやすくなります。
3. クリーナーをスプレーしてブラッシング
インテリアクリーナーを全体にスプレーします。その後、ブラシで溝に沿って擦り、泥や砂が溜まりやすい凹凸部分を重点的にブラッシングしましょう。
ゴムマットは繊維がない分、ブラシで撹拌するだけでも効果的に汚れをかき出すことができます。
ただし、濡れている状態では汚れ残りが分かりにくいため、乾いてから再度汚れが見つかることも少なくありません。
そのため、洗浄後にもう一度念のため軽くブラッシングするくらいが確実です。


4. シャワーや高圧洗浄機で洗い流す
ブラッシングで浮かせた汚れやクリーナー成分を、シャワーや高圧洗浄機でしっかり洗い流します。
クリーナー成分が残らないよう、水が透明になるまで丁寧にすすぐことが大切です。
すすぎが終わったら、マイクロファイバークロスで水分を拭き取り、ブロワーがあれば溝に残った水滴も吹き飛ばしましょう。
よくあるご質問
Conclusion
まとめ
車のフロアマットは、日々の砂や泥、食べこぼし、水分などで最も汚れやすい部分です。放置すると臭いやカビの原因となり、車内の快適性や清潔感を大きく損ねてしまいます。布タイプは乾燥不足による生乾き臭やカビを防ぐため、正しい洗浄と完全乾燥が欠かせません。ゴムタイプは水に強く手入れが簡単ですが、裏面の水分や溝の汚れをしっかり取り除くことが大切です。専用クリーナーとブラシを使った正しい手順を守ることで、見た目の美しさだけでなく、快適で衛生的な車内環境を長く維持できます。愛車を清潔に保つために、ぜひ本記事で紹介した方法を実践してみてください。
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