ロードバイクの洗車方法|
おすすめ洗剤と手順 - GTECHNIQ BIKE
Introduction
塗装を守るための、
英国流“ロードバイク洗車”の考え方
いつも「海外洗車用品店 arinomama(ありのまま)」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
自転車やロードバイクの洗車というと「汚れを落とす作業」と思われがちですが、GTECHNIQ BIKE(ジーテクニック バイク)が大切にしているのは“塗装を守るための洗車”です。
実はロードバイクの塗装は、自動車より薄く硬度も2H未満(人の爪ほど)。ほんの少しの摩擦でも艶を失ったり、細かな傷がつくことがあります。
そこで本記事では、ヨーロッパで実践される正しい洗車手順と、おすすめの洗剤・道具をご紹介します。GTECHNIQ BIKEの英国製メンテナンス用品を使えば、ただの洗車が“特別な時間”に変わります。
「洗う」ではなく、「愛車と向き合うひととき」へ。
仕上がりの良さ・質感・ボトルデザイン──そのすべてが、洗車を楽しむために設計されています。ワンランク上の艶と防汚性を求める方も、これから始める方も、ぜひその違いをご体感ください。
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Table of contents
目次
- GTECHNIQ BIKEとは
- 洗車前の準備と必要なアイテム
- 洗車前に知っておきたい注意点
- 愛車に優しい洗車手順
- よくある質問(Q&A)
- まとめ
Introduction
GTECHNIQ BIKEとは
はじめに
GTECHNIQ BIKE(ジーテクニック バイク)は、イギリス発のコーティングブランドGTECHNIQ(ジーテクニック)が手がける自転車専用ラインです。
自動車・航空・モータースポーツ分野で培われたナノセラミック技術を、ロードバイクやマウンテンバイクの塗装保護に応用しています。
2024年より、イタリアの名門ブランドPinarello(ピナレロ)と技術提携を発表。F1で磨かれたコーティング技術と、ピナレロが誇るカーボン設計思想が融合し、「走り」と「美しさ」を両立させる新しいメンテナンス文化として注目を集めています。
このテクノロジーを受け継いだGTECHNIQ BIKEは、ロードバイクはもちろん、クロスバイクやシティサイクルなど、あらゆる自転車のフレーム材質にも対応。
繊細なカーボンフレームやマット塗装にも適した専用ケミカルを開発しています。ヨーロッパではすでに多くのサイクリストや専門ショップに採用され、“プロユースのスタンダード”として広く浸透しています。
洗車やメンテナンスを「作業」から「体験」へ。
GTECHNIQ BIKEは、そんな新しいサイクルケア文化を提案するブランドとして、世界中で高い評価を得ています。

Introduction
曇ったときの応急対処法

曇りを根本的に防ぐには日常的な清掃や曇り止めが欠かせませんが、運転中に曇ってしまった場合は「即効性のある応急対処」が必要になります。
代表的なのがデフロスター(フロントガラス送風)の使用です。暖房と組み合わせれば冬場の内窓結露を素早く除去でき、夏場は冷房で除湿することで効果を発揮します。
特に急いで曇りを取りたい場合は、風量を強めに設定すると改善が早まります。また、外気導入モードに切り替えることで、車内にこもった湿気を効率よく外へ排出できます。
さらに、窓を1〜2cmだけ開けて空気を逃がすと、より早く湿度を下げることが可能です。
梅雨や雨の日にはエアコンの除湿機能を活用するのも効果的です。足元に送風するフットモードと併用すれば、車内全体の湿度バランスが整い、再び曇るのを防ぎやすくなります。
洗車前の準備と必要なアイテム
ロードバイクの洗車では、チェーンやスプロケットに付着した古いオイルやフレームの泥汚れを安全に落とすことが大切です。基本はディグリーザーと中性シャンプーを使用し、必要に応じてプレウォッシュ剤や簡易コーティングを使用します。
どれも一般的なショップで入手できるもので問題ありませんが、ここではGTECHNIQ BIKEおすすめのアイテムを紹介します。
道具一覧
- ディグリーザー
- プレウォッシュ(必要に応じて)
- 中性シャンプー
- コーティング剤
- その他

ディグリーザー
ロードバイクの洗車では、チェーンやスプロケットに付着した頑固な油汚れをどう落とすかが悩みどころだと思います。
そこでおすすめなのが、GTECHNIQ BIKEのドライブトレイン ディグリーザー。
高濃度ながらも水性・生分解性の設計で、金属パーツやフレームを傷めずに油分を素早く分解します。チェーン、スプロケット、ディレイラーなど、駆動系全体のクリーニングに対応し、その他のチェーンクリーナーとの併用も可能です。
洗浄力は非常に高い一方で、刺激臭や腐食性がなく、屋内作業でも快適に使用できます。最高級の界面活性剤を配合し、強力な脱脂性能と素材への優しさを両立。数秒で油膜を浮かせて洗い流すことができ、後のコーティング施工の密着性や艶の仕上がりにも良い影響を与えます。
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プレウォッシュ(重度な汚れの場合のみ)
ロードバイクの洗車では、汚れが酷い場合、いきなりシャンプーで洗うのではなく、まず「プレウォッシュ」で汚れを浮かせておくことが大切です。
この工程は、いわゆる“泡洗車”のように、汚れを直接こする前に浮かせて分離することで、洗車キズの発生を防ぐ効果があります。
GTECHNIQ BIKEの「Bike Clean(バイククリーン)」は、高品質な界面活性剤と天然柑橘系オイルを配合した多目的クリーナーで、泥や油分、排気ガスの被膜汚れを素早く分解。
プロのような泡洗車設備がなくても、このプレウォッシュを取り入れることで、家庭でも安全かつ効率的にフレームを洗浄でき、コーティングや塗装を美しく保つことができます。
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中性シャンプー
フレームの汚れを落とすうえで最も重要なのが、塗装やコーティングを傷めずに洗える中性シャンプーです。
GTECHNIQ BIKEの「Bike Wash(バイクウォッシュ)」は、高発泡性のプレミアム界面活性剤を配合したシャンプーです。
pH中性で、フレーム・カーボン・金属パーツを問わず安心して使用できます。
汚れと塗装の結合をやさしく分解し、摩擦を最小限に抑えながらしっかりと洗浄。泡が汚れを包み込んで浮かせるため、スポンジやミットで軽くなでるだけで泥汚れや皮脂を落とせます。高濃度処方ながら腐食性成分や増粘剤を一切含まず、素材本来の艶と発色を最大限に引き出します。
泡切れも良く、すすぎ後に残留成分を残さないため、コーティング被膜の性能にも悪影響を与えません。
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コーティング剤
洗車の仕上げとして重要なのが、フレームを汚れや紫外線から保護するコーティングです。
GTECHNIQ BIKEの「Ceramic Quick Coat(セラミッククイックコート)」は、SiO₂ナノテクノロジーを採用したスプレータイプの保護剤で、表面を驚くほど滑らかにし、汚れの付着を防ぎます。
塗装面と強力に結合することで、数ヶ月にわたり高い撥水性と防汚性を発揮。水や泥、油分を寄せつけにくくし、日常のメンテナンスを格段に楽にします。
また、塗装やカーボン素材にダメージを与えることなく、軽く拭き取るだけで深い艶と透明感を引き出せるのも特徴です。
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その他
✔︎ ブラシ
スプロケットやディレイラーなど、細部の汚れ落としに使用します。ナイロン素材などの“程よいコシがあるブラシ”を選ぶことで、奥まった部分の汚れも効率よく落とせます。
✔︎ ウォッシュミット
フレーム全体を優しく洗う際に使用します。スポンジよりも繊維の長いマイクロファイバー製ミットがおすすめで、泡を多く含みながら摩擦を減らし、洗車キズを最小限に抑えます。
また、ホイールのスポークをスポンジで洗うと切れてしまうことがあるため、マイクロファイバー素材を選ぶと安心です。
✔︎ マイクロファイバークロス
洗車後の拭き上げやコーティング剤の仕上げに使用します。
Caution
洗車前に知っておきたい注意点
洗車前に知っておきたい注意点
フロントガラスの曇り対策としてクリーニングや曇り止めを行う際には、以下の点に注意しましょう。
✔︎ 炎天下は避ける
直射日光の下で作業を行うと、洗剤や水分が急速に乾いてシミやムラの原因になります。特に黒や濃色のフレームは熱を持ちやすいため、日陰や夕方など涼しい時間帯に行うのがおすすめです。
✔︎ 水圧は弱めに、斜め上からかける
BB(ボトムブラケット)周りやプーリー、スプロケット部分などは、内部に水が入り込むと油分が抜けて寿命を縮める原因になります。高圧洗浄機を使う場合は距離をとり、水圧を弱めに設定しましょう。真横から直接当てるのではなく、斜め上から広がるように水をかけることで、余計な水の侵入を防げます。
How to clean your Bike
愛車に優しい洗車手順
1. ディグリーザーをスプレー
まずは、チェーン・スプロケット・ディレイラーなどの駆動系に Drivetrain Degreaser(ドライブトレイン ディグリーザー) をたっぷり吹きかけます。
劣化したオイルを分解し、金属表面の汚れを安全に浮かせて脱脂します。
周囲に液が飛び散るのが気になる場合は、クロスを軽く添えてスプレーするのがおすすめです。


2. スプロケット、チェーンをブラッシング
ブラシを当ててクランクを回しながら、スプロケット・チェーン・プーリー部分を丁寧に洗浄します。
強く押し当てるとブラシの毛先が潰れて細部に届かなくなるため、毛先でなでるように軽く動かすのがポイントです。ギアを変えながら作業を行うと、スプロケットやチェーンリングをムラなく洗うことができます。
また、プーリーは表面だけでなく裏側も忘れずにブラッシングしましょう。
3. 水で洗い流す
ハブ内部に水が入らないよう、斜め上の方向からやさしく水をかけて汚れとディグリーザーをしっかり洗い流します。
汚れが酷い場合は、ディグリーザーを再度スプレーして2回洗浄するとより確実です。


4. プレウォッシュで汚れを浮かして洗い流す
汚れが酷い場合は、シャンプー洗車の前Bike Clean(バイククリーン)をスプレーして、油汚れや泥汚れを浮かせて分解します。
この工程を加えることで、こすらずに大まかな汚れを落とせるため、洗車キズの発生を大幅に防ぐことができます。
クリーナーが乾いてしまうとシミの原因になるため、乾きそうな場合は追加でスプレーを行いましょう。
1〜2分ほど置いたあと、水でやさしく洗い流せば、表面の汚れを安全に除去できます。
5. シャンプー液を用意
バケツにある程度の水を入れてから、シャンプーを加え、勢いよく泡立てます。
このとき、先にシャンプーを入れてから水を注ぐと、泡ばかりが立ってシャンプー液が極端に少なくなってしまうため注意が必要です。
シャンプーは泡だけでは汚れを落としにくく、潤滑効果も十分に発揮できません。
理想的なバランスは、シャンプー液 7:泡 3 程度を目安に調整すること。
この割合で作ると、汚れ落ちと滑りの両立が最も良くなります。


6. 下から洗う
上から洗ってしまうと、シャンプー液が垂れてしまい、どこを洗ったのか分かりにくくなります。
そのため、下から上方向へ順に洗っていくのが基本です。ウォッシュミットを使えば、フレームを両面から包み込むように洗えるため、スポンジよりも洗い残しが少なく、摩擦も軽減できます。
また、洗車キズを防ぐためにも、ミットをこまめにバケツで濯ぎながら、たっぷりのシャンプー液を含ませて洗うことが大切です。
7. 洗い流してタオルで拭きあげ
シャンプーを洗い流す際は、上から下方向へ順に水をかけていきます。
シャンプー成分が残るとシミやムラの原因になるため、角度を変えながら丁寧に確認しましょう。洗い流しが終わったら、水道水が乾いてウォータースポットが付着しないよう、柔らかいマイクロファイバータオルで優しく拭き取ります。
細部の水滴は、ブロワー(送風機)があると効率的に除去できます。


8. コーティング施工
清潔なマイクロファイバークロスに、Ceramic Quick Coat(セラミッククイックコート)を数回スプレーし、フレーム全体にやさしく塗り広げます。
その後、別のきれいな面で軽く拭き取ることで、すぐに滑らかな手触りとセラミック特有の深い艶を感じられます。
施工後は、およそ12時間ほど水に濡らさないようにすることで、コーティングがしっかりと定着します。この保護膜が汚れの付着を抑え、ツルッとした表面が微細な擦りキズの発生も軽減します。
9. チェーンオイルを注油する
コーティングの乾燥後、仕上げとしてチェーンオイルを注油します。
洗浄によって古い油分が完全に除去されているため、この工程で適切な量のオイルを与えることが重要です。
ペダルを回しながら、チェーン全体にオイルを一周分垂らしていきます。
その後、数回クランクを回して全体に馴染ませ、余分なオイルはクロスで軽く拭き取ることで、ホコリの付着を防ぐことができます。
オイルが多すぎると汚れを呼び込み、逆に少なすぎると摩耗の原因になるため、薄く均一に塗布することがポイントです。


10. シューズ、バーテープ、ヘルメットの汚れ落とし
GTECHNIQ BIKEでは、シューズ・バーテープ・ヘルメット専用のクリーナーもラインナップしています。
使い方はとても簡単で、汚れが気になる部分にスプレーして、マイクロファイバークロスで軽く拭き取るだけ。
泥汚れや皮脂、汗などの有機汚れをしっかりと分解・除去し、素材本来の質感を損なわずに清潔な状態を保てます。
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11. 頑固な皮脂汚れもすっきり除去
こちらが洗浄後の仕上がりです。
特にホワイト系のバーテープや通気孔の多いシューズに使用すると、皮脂や汗による黒ずみが驚くほどすっきり落ちます。
さらに、99.9%の除菌効果と高い消臭性能を備えているため、使用後も清潔で快適な状態をキープできます。
ライド後の簡単なお手入れとして取り入れるだけで、見た目だけでなく衛生面のケアにもつながります。

FAQ
よくあるご質問
Conclusion
まとめ
自転車やロードバイクの洗車は、単に汚れを落とす作業ではなく、「塗装を守り、愛車と向き合う時間」です。日々の洗車を習慣にすることで、チェーンやスプロケットの寿命が延びるだけでなく、フレームの光沢や滑らかさも長く維持できます。正しい洗車は、愛車の性能と美しさを守る「最も身近なメンテナンス」です。今日ご紹介した英国流の自転車ケアの手順を参考に、ぜひご自身のメンテナンスに取り入れてみてください。
きっと、これまで以上に“洗う時間”が穏やかで豊かなひとときになるはずです。
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