車の窓ガラスコーティングを
自分で施工する失敗しないおすすめ方法
車の窓ガラスコーティングを自分で施工する失敗しないおすすめ方法
Introduction
美しくクリアな視界で
安全なドライブを
いつもarinomamaのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。今回は、ドライブをもっと快適にするための秘訣をご紹介します。雨の日でも視界がクリアで、運転が楽しくなる方法、それは「フロントガラスコーティング」です。雨ジミや油膜に悩んでいる方、視界不良が気になる方必見です。この記事では、フロントガラスコーティングの効果や施工方法などについて解説します。
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Table of contents
目次
- 本記事の解説について
- 必要な道具の準備
- フロントガラスコーティングの手順
- 失敗しやすいポイントとその回避法
- メンテナンス方法と長持ちさせるコツ
- まとめ
Introduction
本記事の解説について
はじめに
車のフロントガラスは、運転中に常に外部の影響を受ける部分です。雨の日には視界を確保するための大切な役割を果たし、また汚れや虫の飛び散り、鳥の糞など、さまざまな汚染物が付着することもあります。これらの汚れは、フロントガラスの透明度を低下させ、視界不良による安全運転に支障をきたす可能性があります。ここで活躍するのが、フロントガラスのコーティングです。窓ガラスコーティング(ウィンドウコーティング)は、ガラス表面に撥水性のコーティング被膜を形成し、水滴がガラスに付着しにくくなり、雨の日でも水滴が流れ落ちやすくなります。その結果、ワイパーを頻繁に使用しなくても、クリアな視界を確保できるという大きなメリットがあります。また、虫や汚れもガラスに付着しにくく、付着した場合でも簡単に取り除けるため、メンテナンスが楽になります。プロにコーティングを依頼するのも一つの方法ですが、実はDIYでも手順やポイントを抑えることで、簡単に施工できるようになっています。この記事では、フロントガラスコーティングを自分で失敗せずに行うためのステップを、詳しく解説していきます。
Table of contents
目次
- フロントガラスコーティングの重要性
- 必要な道具の準備
- フロントガラスコーティングの手順
- 失敗しやすいポイントとその回避法
- メンテナンス方法と長持ちさせるコツ
- まとめ
必要な道具
コーティング作業を始める前に、まずは必要な道具を揃えましょう。これらを準備することで、スムーズに作業を進め、失敗を防ぐことができます。
※以下におすすめのアイテムをご紹介しますが、カー用品店で入手できる製品でも問題ありません。
道具一覧
- 窓ガラスコーティング剤
- ガラスクリーナー
- ガラス研磨用コンパウンド
- マイクロファイバークロス
- 手袋
- ガラス研磨ブロック
- マスキングテープ
窓ガラスコーティング剤
市販されているDIY用のフロントガラスコーティング剤は数多くありますが、撥水性が高く、耐久性のあるコーティング剤を選ぶのがポイントです。筆者のおすすめはイギリスのカーケアブランド、カーポンコレクティブのプラチナムガラスです。この窓ガラスコーティングは、時速約50km/hで水玉が飛んでいきワイパーの使用頻度が大幅に減少します。これにより視認性が向上、雨天時の目の疲れを軽減し、安全性を確保します。耐久性の目安はフロント・リアガラスは6ヶ月~10ヶ月、サイドガラスは12ヶ月~18ヶ月です。プラチナムガラスは30mlサイズで、車両全体を2回分以上は施工できるため、撥水が弱まってきた場合には追加の施工が可能で、非常に高いコストパフォーマンスが人気の秘訣です。
ガラスクリーナー
施工前にフロントガラスの汚れや油分を完全に除去するために使います。これによりコーティング剤がしっかりとガラスに定着します。おすすめはADBLのガラスクリーナー2です。このガラスクリーナーは、アルコールは分が非常に少なく、代わりににコスメティックグレードの非毒性溶剤を採用したことで、人体に対する安全性を確保しつつ、脱脂性能が向上しています。窓ガラスコーティングで失敗しないためのポイントは、窓ガラス面に不純物が付着していない状態にし、コーティングを塗るという点が非常に重要です。プロのコーティング専門店でもムラなくスッキリと仕上がるガラスクリーナーとして大人気の製品です。
ガラス研磨用コンパウンド(油膜取り)
自動車の窓ガラス、フロントガラスには、新車時でも油膜が付着していることが多くあります。油膜が付着している状態でコーティングをしても耐久性が著しく低下してしまうため、ガラス研磨用コンパウンドで磨いて除去することが重要です。ADBLのガラス研磨用コンパウンドは手磨きでも簡単に油膜を除去できるため、初めてコーティングに挑戦する方にもおすすめです。
マイクロファイバークロス
ガラスクリーナーやコンパウンド、コーティングの拭き取りに使用します。窓ガラス専用のマイクロファイバークロスもありますが、一般的なマイクロファイバークロスよりも高価なものが多いです。安価なマイクロファイバークロスでも問題はないので綺麗なものを最低でも5枚程度はご用意した方が良いでしょう。
手袋
コーティング剤は皮膚に付着すると肌荒れを引き起こす可能性があるため、保護手袋を着用しましょう。
その他
✔︎ガラス研磨ブロック
こちらは必須ではありませんが、コンパウンドの性能を最大限に引き出し、効率よく作業をすることができるため非常に便利です。もしご用意が難しい場合は、油膜除去に時間がかかってしまいますが、マイクロファイバークロスで代用も可能です。
✔︎マスキングテープ
こちらも必須ではありませんが、プロコーティング店では窓ガラスをコンパウンドで磨く際に、ボディーにコンパウンドがついてキズにならないために養生をします。また、窓枠の際間にコンパウンドが入り込んでしまうことを防ぐ役割もあります。
Caution
失敗しやすいポイントとその回避法
コーティング作業に入る前に注意点について説明します。必ず、以下の注意点に気をつけてコーティングを行ってください。
✔︎ 炎天下では施工をしない
暑い日や直射日光の下で作業すると、コーティング剤が急速に乾燥しムラができやすくなるため、日陰や涼しい場所で作業しましょう。また、コーティング剤を過剰に塗布せずに薄く均一に塗り広げることが重要です。
✔︎ ライトを当てて拭きムラをチェック
定着後に拭き残しがあると、曇りやムラの原因となります。これを防ぐには、仕上げ拭きの段階でライトを当てながら、見る角度を変えてダブルチェックをすることが重要です。また、コーティングの拭きムラだと思ったら、内窓の汚れだったということもありますので、事前に内窓も仕上げてからコーティングを施工すると良いでしょう。コーティングの拭きムラと内窓の汚れを簡単に判断するポイントとしては、内窓は横方向で拭き取り、外窓は縦方向で拭き取りをすると拭き残しの方向で内容と外窓どちらの拭き残しか簡単に判断ができます。
✔︎ 下地処理は入念に
コーティングの性能は下地の状態で大きく変わります。そのため、しっかりと油膜を落としてからコーティングを施工することで耐久性や撥水性が向上します。
Caution
メンテナンス時の注意点
コーティングメンテナンス時の注意点
メンテナンスに入る前に注意点について説明します。
必ず、以下の注意点に気をつけてコーティングメンテナンスを行ってください。
✔︎直射日光や高温時の洗車を避ける
洗車は、直射日光や高温の時間帯を避けて行いましょう。特に炎天下で洗車すると、水道水がすぐに乾いてしまい、ウォータースポットが発生しやすくなります。涼しい時間帯や日陰で洗車を行うことが理想的です。また、ボディーに汚れが付着した状態で雨が降ると、汚れと水分が混ざりみるみる汚れが蓄積してしまいます。そのため、雨の前後の洗車も非常におすすめです。
✔︎コーティング施工後1週間は洗車を避ける
プロに依頼をした硬化系ガラスコーティングは施工後すぐに硬化が始まりますが、完全に硬化するまでには約1週間かかります。この間に洗車を行うと、シャンプーの界面活性剤がコーティングの硬化を阻害し、性能を低下させてしまう恐れがあります。そのため、施工後1週間は洗車を控え、その後は定期的なメンテナンス洗車を心がけましょう。
できれば2週間に一度の洗車を心がけましょう。シャワーや高圧洗浄機で砂やホコリを洗い流す洗車を始める前に、シャワーや高圧洗浄機で車体に付着している砂やホコリをしっかり洗いこれにより、洗車中にスポンジでボディを擦って傷つけるリスクを減らすことができます。また、タイヤやホイールまで洗う場合、これらの足回りは洗うのに時間がかかるため、最初に車両全体に水をかけてしまうと足回りを洗っている際に、ボディーの上で水が乾いてウォータースポットが発生してしまいます。そのため、足回りを洗う場合は、いきなりボディーには水をかけずに最初に足回りだけ洗ってから、ボディーの洗車に取り掛かりましょう。
How to coating
フロントガラスコーティングの手順
1.ガラスクリーナーで表面の汚れを落とす
窓ガラスに付着している砂、汚れをガラスクリーナーで拭き取ります。この工程を念入りに行わないと、次の工程のコンパウンドでの磨き作業の際に汚れを引きずってしまいガラスに傷が入ってしまう原因になります。ガラスを拭きムラなく仕上げるポイントは、マイクロファイバークロスを複数枚用意することです。1枚目のクロスはガラスクリーナーをスプレーし、汚れを浮かすために使用して、2枚目のクロスは清潔で乾いた状態で仕上げ拭きをするとスッキリと仕上がります。2枚目のクロスは水分を含んでしまうと、いつまで経っても仕上がらないため、ガラスクリーナーを使用せず、乾拭き用として用いることがポイントです。
2. マスキングで養生をする
コンパウンドが窓枠の隙間に入り込んでしまうと取り除くことが大変手間となるので、マスキングで養生をします。またマスキングをすることで、誤って窓ガラス以外にもコンパウンドがついて傷になるのを防ぎます。
3.油膜を除去する
ガラス研磨用のコンパウンドをよく振ってから、適量ガラス研磨用ブロックにつけます。窓ガラスに軽く水打ちをして、均等に塗り込みます。過度に力を入れてしまうとガラスに傷が入ってしまうため、適度な圧力で丁寧に磨きます。油膜や古いウィンドウコーティングを除去すると、水をかけた際に親水状態になるので、それで磨けているか判断します。再度ガラスクリーナーを使用して、コンパウンドを除去します。また、ウィンドウコーティングがしっかりと窓ガラスに定着するための脱脂目的でもあります。
4.コーティング剤を塗り込む
窓ガラスコーティング剤を施工前によく振ります。推奨気温10~25°C(理想は20°C前後)湿度は50%前後です。付属のアプリケーターに窓ガラスコーティング剤を最初は7~8滴程度垂らします。塗り漏れがないように、直線的に塗り込みます。コーティング剤が足りないと感じた場合は数滴ずつアプリケーターにコーティング剤を足しながら施工をしてください。フロント、リアガラスは2分割、サイドガラスは1枚毎に塗布します。
5.仕上げ拭きをする
すぐに定着が始まりますので、1~2分以内に拭き取ります。窓ガラスコーティングは硬化しても結晶化しませんので、多少時間が過ぎてしまっても大丈夫ですので、落ち着いて作業を進められます。力を入れずに1枚目のクロスで粗拭き、2枚目のクロスで念入りに拭き上げます。ワイパーを使用するフロントガラス、リアガラスは耐久性を上げるために、2層施工する際は、1層目を拭き取りして1時間以上空けてから2層目を施工してください。その際は再度脱脂をする必要はありません。コーティングの施工が終わりましたら、最低12時間は水に濡れないようにして下さい。
How to coating
フロントガラスコーティングの手順
1.ガラスクリーナーで表面の汚れを落とす
窓ガラスに付着している砂、汚れをガラスクリーナーで拭き取ります。この工程を念入りに行わないと、次の工程のコンパウンドでの磨き作業の際に汚れを引きずってしまいガラスに傷が入ってしまう原因になります。ガラスを拭きムラなく仕上げるポイントは、マイクロファイバークロスを複数枚用意することです。1枚目のクロスはガラスクリーナーをスプレーし、汚れを浮かすために使用して、2枚目のクロスは清潔で乾いた状態で仕上げ拭きをするとスッキリと仕上がります。2枚目のクロスは水分を含んでしまうと、いつまで経っても仕上がらないため、ガラスクリーナーを使用せず、乾拭き用として用いることがポイントです。
2. マスキングで養生をする
コンパウンドが窓枠の隙間に入り込んでしまうと取り除くことが大変手間となるので、マスキングで養生をします。またマスキングをすることで、誤って窓ガラス以外にもコンパウンドがついて傷になるのを防ぎます。
3.油膜を除去する
ガラス研磨用のコンパウンドをよく振ってから、適量ガラス研磨用ブロックにつけます。窓ガラスに軽く水打ちをして、均等に塗り込みます。過度に力を入れてしまうとガラスに傷が入ってしまうため、適度な圧力で丁寧に磨きます。油膜や古いウィンドウコーティングを除去すると、水をかけた際に親水状態になるので、それで磨けているか判断します。再度ガラスクリーナーを使用して、コンパウンドを除去します。また、ウィンドウコーティングがしっかりと窓ガラスに定着するための脱脂目的でもあります。
4.コーティング剤を塗り込む
窓ガラスコーティング剤を施工前によく振ります。推奨気温10~25°C(理想は20°C前後)湿度は50%前後です。付属のアプリケーターに窓ガラスコーティング剤を最初は7~8滴程度垂らします。塗り漏れがないように、直線的に塗り込みます。コーティング剤が足りないと感じた場合は数滴ずつアプリケーターにコーティング剤を足しながら施工をしてください。フロント、リアガラスは2分割、サイドガラスは1枚毎に塗布します。
5.仕上げ拭きをする
すぐに定着が始まりますので、1~2分以内に拭き取ります。窓ガラスコーティングは硬化しても結晶化しませんので、多少時間が過ぎてしまっても大丈夫ですので、落ち着いて作業を進められます。力を入れずに1枚目のクロスで粗拭き、2枚目のクロスで念入りに拭き上げます。ワイパーを使用するフロントガラス、リアガラスは耐久性を上げるために、2層施工する際は、1層目を拭き取りして1時間以上空けてから2層目を施工してください。その際は再度脱脂をする必要はありません。コーティングの施工が終わりましたら、最低12時間は水に濡れないようにして下さい。
How to maintain
メンテナンス方法と長持ちさせるコツ
フロントガラスコーティングを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが不可です。以下の方法を守ることで、コーティングの効果を長期間持続させることができます。
定期的な洗車
コーティング後も、ガラスに汚れが付着することは避けられません。ガラスに汚れが付着した状態でワイパーを使用してしまうと汚れをワイパーが引きずってしまいコーティングにダメージを与えてしまいます。定期的な洗車を行い、ガラス表面を清潔に保ちましょう。この際、水洗いではなくしっかりとシャンプーを使用することが重要です。
メンテナンススプレーの使用
コーティングの効果を持続させるために、撥水効果のあるガラスクリーナーもおすすめです。汚れが気になった際に使用することで、汚れ落としと同時に、ガラスコーティングの撥水性を強化することができます。
水滴や汚れはすぐに拭き取る
雨の日や洗車後に水滴をそのままにしておくと水垢ができやすくなります。これを防ぐために、乾燥する前に水滴を拭き取ることが大切です。また、鳥の糞や樹液が付着した場合も、すぐに拭き取ることでコーティングを保護できます。
Conclusion
まとめ
フロントガラスコーティングは、視界の改善やメンテナンスの手間を大幅に減らす優れた方法です。そして、DIYでも失敗しないポイントを押さえれば、プロ並みの仕上がりを実現できます。必要な道具を揃え、正しい手順で施工することで、クリアな視界と美しい仕上がりを手に入れましょう。これで、雨の日の運転もより快適に、安全に楽しめること間違いなしです!
ぜひこの記事を参考にして、ご自分でフロントガラスコーティングを試してみてください。
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